それって本当?「酵素ダイエット」のウソホント

今、酵素ドリンクやサプリメントを飲んでダイエットをする酵素ダイエットがブームになっていますが、「酵素って本当に痩せるの?」

「そもそも酵素ドリンクって?」と疑問を抱いている人も多いでしょう。

そこで今回は、そんな酵素にまつわる雑学をご紹介していきましょう。

 

今話題の酵素ドリンクとは?

野菜や果物、ハーブを乳酸菌などの微生物を使って発酵させたエキスのこと。

発酵の過程で栄養価がアップして低分子化されることにより、消化吸収しやすくなった飲料です。

そのため最近ではダイエット目的で使われることが多いのです。
100%天然の植物発酵エキスであれば、栄養面で優れているため断食(ファスティング)に使用するには最適。

しかしなかには天然の植物発酵エキスが少量しか含まれていない、ほとんどを人工甘味料入りの液体や果汁で薄めたドリンクも存在します。

このようなブームに乗っかっただけの商品もあるので、何よりも選び方が肝心です。

 

ここに注意! 酵素ダイエットの落とし穴

酵素ドリンクを飲み酵素を補給することで、健康やダイエット効果が期待できるといわれています。

でも…実際はどうなのでしょうか?
酵素は熱に弱く、48度を超えると活動が弱くなり、60度を超えるとほぼ失活してしまいます。

市販の酵素ドリンクを販売する場合、65度で10分間以上の加熱殺菌をしなければいけないと法律で義務付けられていますから、熱に弱い酵素はすでに失活している状態。

ドリンクを飲んで酵素を補えると期待をして飲んでいる方も多いですが、そこには疑問が出てきてしまいます。

酵素はもともと体内に存在するものですから、それを外部から補うことに一生懸命になるよりも、体内酵素を活性化させるほうが賢明です!
そこでまず取り組みたいのは、体温をアップさせること。

体温が理想よりも1度低いだけで、何と体内酵素の働きは50%も鈍ってしまうといわれています。

そもそも体温の低い人が、冷えた酵素ドリンクを飲んで余計に体温を低くしてしまうのは大問題!

さらに砂糖をたっぷり摂ることで血液はドロドロに。

健康のために飲んでいるはずが、こうなってしまっては本末転倒ですよね。
単品ダイエットや、これだけやれば痩せられるというダイエット方法には必ず落とし穴があります。

ダイエットをしたい人は何より体温アップを意識してみましょう。

また市販のドリンクを使用する場合は、原材料をきちんとチェックし、飲む目的を明確にしておくことが大切です。

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